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  • 2024/04/15
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2023-2024 品質管理における取組み

2023-2024 品質管理情報

日頃よりNS商品をご利用いただき誠にありがとうございます。

例年より遅めの桜も満開の時期となりました。国民病ともいえる花粉症に悩まされる季節でもありますが、新型コロナが5類に移行してから早いもので、まもなく1年が経過しようとしています。飲食業界では活気が戻りつつありますが、まだまだ厳しい環境が続いています。そのような中ではありますが、ニッショクとしては継続して”安全・安心”のために、様々な取り組みを行ってきました。少し期間が空いてしまいましたが、今回は昨年度の実績報告をさせていただきます。

 

 

【食品検査】 

  

 

昨年度は、自社検査1137検体・社外検査702検体を実施いたしました。うち一般生菌数が自社基準値を逸脱していた商品が5商品、大腸菌群疑陽性7商品、大腸菌陽性 0商品、黄色ブドウ球菌陽性 0商品という結果でした。幸い外部検査機関での検査結果では食品衛生法等での基準および自社基準は満たしていたので大事には至りませんでしたが、製造メーカーへの注意喚起および工場での現地確認を行い衛生管理の徹底をはかっています。

定期検査(外部検査)では、大腸菌群陽性1商品・大腸菌陽性1商品あり自主回収いたしました。幸い健康被害は発生しませんでしたが、ご利用者様には大変なご心配・ご迷惑をおかけしました。ニッショク危機管理本部より2カ月間製造工場へ出向いて改善に携わり、より安全・安心を高めて再出発させていただいています。

 

 

 

 

【工場監査】

 

 

 2023-2024で実施した監査数は70工場となります。結果としては次の通りとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回と比較して、改善された工場が 6工場,現状維持が28工場、評価が悪化した工場が15工場という結果となりました。悪化につきましては、これまで以上に「記録」と「5S」について厳しく見させていただいたことに起因しています。

 

メーカー様には、昨年より改善計画を作成していただき、取り組みを徹底していただいています。また今年度は異物混入などのクレーム削減に向けた監査を実施していく予定です。

 

 

 

    

 

今回の工場監査対象工場の外部認証取得状況となります

また、評価別にみると次の通りとなりました。

 

 

「A評価」FSSC22000取得工場:62%、ISO22000取得工場:22%

「B評価」FSSC22000取得工場:40%、ISO22000取得工場:14%、JFS-B取得工場:39%

「C評価」ISO22000取得工場:40%、ISO22000取得工場:20%、JFS-B取得工場:40%

(※ 認証を複数取得されている工場もあるため、総数はイコールではありません)
 

 

 

 

〖外部認証の理由〗ニッショクでは、お取引いただくメーカー様にはHACCPの外部認証の取得をお願いしています。これは食品衛生法でHACCPの手法を用いた衛生管理が義務化となってから時間の経過とともに、HACCP自体が特別な管理ではなくなってきています。メーカー様独自で衛生管理を行うだけでなく、社外の第3者の目で見ても常に高いレベルで衛生管理が行われていることで、安全・安心が確保されたNS​商品の価値を維持しています。

 

今後も、NS商品がご利用者様にとって“安全・安心”の商品であり続けるためにも、品質管理業務の徹底を図ってまいります。

 

 

株式会社ニッショク

危機管理本部 品質管理課

 

 

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