NS 品質管理 4 - 9月報
物価の高騰が止まりません。小麦などの食料品価格から電気等のエネルギー費、原油高や円安と厳しい状況が続いています。弊社と取引のある原料系の仕入れ業者様、また加工の製造メーカー様、物流を含め納品業務を担っていただいている業者様、どこも悲鳴を上げている状況です。エンドユーザー様も材料費管理には苦慮されていると思いますが、“食”は生活から切り離すことはできません。ニッショクとしても、新しい食材の発掘を含め少しでも喜んでいただける商品の開発を目指しているところです。しかしながら、「安かろう、悪かろう」では信頼をいただくことはできません。厳しい業界事情はありますが、ニッショクの「安全・安心」へ取り組みはどのような状況においても継続していきたいと考えます。
【2022年度 食品検査実施数】
《 結果 》
一般生菌数、大腸菌、黄色ブドウ球菌 すべて基準値内の結果となりました。
しかし、1アイテムのみ大腸菌群陽性反応があり、社内ルールに沿って外部検査機関でも検査を実施し、同様の結果となったため、出荷停止処置をとっています。健康被害はありませんでしたが、原因の特定と是正処置を行い、製造工場の衛生状況を改善し、より安全な商品の提供をお願いしています。
ニッショクで改善状況を確認し、商品の安全性が確保出来次第の再開となります。
【2022年度 工場監査実施数】
《 結果 》
新型コロナの影響により、予定よりも少ない実施数となりましたが、結果は良好でした。各メーカーにおいて、HACCPに基づく衛生管理が定着したことによると思われます。
これから、乾燥する季節に入ります。新型コロナ、インフルエンザまたノロウイルス等に注意が必要な時期になります。
ニッショクと関連のある全ての皆様と共に、喫食される方に喜んでいただけるお食事のお手伝いをさせていただくためにも、「安全・安心」にこだわっていきたいと思います。